JAXA Webサイトより、火星の水流と思われる跡
地球外生命体という単語を聞くだけでワクワクする人もいるのではないだろうか。
私もその一人である。
現在の研究では、生命存在の可能性がある星が太陽系でも見つかっている。
下がその代表である。
・火星
・エウロパ(木星の衛星)
・エンケラドス(土星の衛星)
・タイタン(土星の衛星)
中でも地球のお隣、火星は特に調査が進んでいる。
下に調査結果例を2点挙げる。
■川の跡(2014年)
温かい時期に黒い筋が火星の赤道付近にできることが、NASAにより発見された。
そしてそれが川である可能性が高いという。(1
■湿度(2015年)
同じくNASAの研究報告。
衛星探査機ローバーを用いた調査で、過塩素酸素の水和状態の変化に注目したもの。
地表付近の大気に水分が含まれる可能性があると報告されている。(2
地球外生命を探す計画も世界的に行われている。
Frank Drake(米)が発足した”地球外知的生命体探索プロジェクト”が有名である。
中でも1960年に地球外知的生命体からのメッセージを捉えようとした計画(オズマ計画)が特に有名。
しかし宇宙に対してメッセージを出すことに否定的な思想も出てきている。
その信号を受けた知的生命体が、好戦的だったらどうするんだと。
たしかに。
心配でもあるが、生きているうちに何か見つかってほしいと願っている。
ちなみに地球外生命体の存在に対して、
研究分野の違いで考え方も異なる傾向があるという。
生物化学者には否定的な人が多く、天文学者には肯定的な人が多い。
生物学者は生物の奇跡的な挙動を、
天文学者は圧倒的スケールの母集団をイメージしてしまうからであろう。
この分野の今後が気になる。
(MARS ATTACKSはティムバートン監督の火星人襲来映画)