冬になるとみかんを食べたくなる。
手軽に皮を向ける感じ、ジューシーさ、甘さが大好きで、
一年中で旬であってほしいと思うくらいだ。
あるときふと気になった。
海外の柑橘類というと皮の厚い”オレンジ”が思い浮かぶが、
みかんって日本固有なのか??
そこで今日はみかんの話。
結論から書くと、
多くの日本人が思い浮かべる”みかん”は
ミカン科 ミカン属 ミカン類 の “温州みかん”を指す。
英語では”Satsuma orange”や”Mikan”、 “Mandarin orange”と呼ぶ。
日本人的にはMandarinは別品種と捉えているため、
おすぎ のことも海外では ピーコ と呼んでいるようなものだ。
まあ大体あってるしそれでもいいか。
ルーツはどうやらインド アッサム地方 → 中国 →日本で、
温州ミカンとしての原産地は鹿児島県の長島になるらしい。
ミカン科を分けると表1のようになる。
表1 ミカン科
柑橘類が好きな身としては、表を眺めてるだけで幸せな気分に浸れる。
また、温州ミカンは出荷時期によって下のように分けられており、
さむい時期になるほど甘くなるような形だ。
極早生温州(9~10月)
果皮に青みが残っており、やや強めの酸味あり
早生温州(9~11月)
果皮はオレンジ色で、ほどよい酸味と強めの甘味
普通温州(11~12月)
酸味が少なめで甘味が強い
ちなみに、みかんは揉むと甘くなるといわれているが、
みかんの細胞が受けたダメージを修復するときに、クエン酸が消費され、酸味が下がるためだそうだ。