砂糖依存症と僕

生物の雑学
10代後半から10年以上、
毎夕食後にスナック菓子を数袋食べる習慣がある。
特に健康診断で引っかかることはなく、BMI値でも21程度と若干高めなくらいである。
実はスナック菓子により健康に保たれているのでは?と思うほどであった。
しかし今日ここで、この習慣に終止符を打ちたいと思っている。
きっかけは肩こり。
お菓子の量だが、振り返るとストレスがかかり気味の時
特に食べる量が多くなる傾向がみられる。
この症状を調べたところ、砂糖依存症に当てはまるだろうという結論に至った。
そこで、今回は砂糖依存症について。
まず夕食後にお菓子を食べたくなる原理は下のように説明できる。
私の場合、おそらくさらに厄介な依存性の影響が加わる。
近年の研究では、チョコレートに含まれるエンケファリンと呼ばれる物質や、
高脂肪のものを採取することで依存性を引き起こすことがわかっている。(1, 2
簡単に依存性についても説明しておこう。
まず依存性をもつ物質は、ドーパミンを放出させる。
ドーパミンが異常に増加すると、ドーパミン受容体は減少する。
すなわち同量の依存性物質を摂取しても快楽は小さくなる。
この状態ではイライラ感や不安症状が生じ(離脱症状と呼ばれる)、
依存性物質を摂取してドーパミンを放出させようとする。
厄介な話である。
ちなみに、糖質を取りすぎると下のような問題が起こる。
【症状】
鬱、冷え性、骨粗しょう症、疲労感や倦怠感、肩の凝り、口内炎、貧血
【原因】
ビタミンB群とカルシウム不足
※糖質→ブドウ糖の代謝でビタミンB群やカルシウムなどが消費される。
糖分を多く摂取すると、その分ビタミンB群やカルシウムが不足する。
鬱と疲労感の自覚はないが、それ以外は見事にあてはまる。
ほんとやめよう。
とお菓子を食べながらブログを書く私。
1) Alexandra G., et al. Nat Neurosci 22; 1918-1924 (2012)
2) Ralph J DiLeone, et al. Curr. Biol. 15; 1330-1335 (2012)

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