カレーうどんに七味唐辛子ではなく胡椒をかけることがマイブームになっている。
何故か味がマイルドになっておいしい。
味音痴である自信があるので、もし試す場合は自己責任でお願いしたい。
さて今回は胡椒の気になる。
胡椒をふりかけた時、それが舞ってくしゃみが出たことはあるだろう。
なぜ胡椒でくしゃみが出るのか。
そもそもくしゃみは、鼻の粘膜への刺激に対する
呼吸筋の反射運動である。
鼻に入った異物や有害な気体を取り除く効果がある。
胡椒が舞って鼻へ吸い込まれると、
胡椒に含まれる辛味成分”ピペリン” が鼻の粘膜を刺激し、
くしゃみを引き起こすと考えられている。
ちなみに花粉症による くしゃみは若干経路が長い(上図参照)。
七味唐辛子で起こらず胡椒で起こる原因は粒径にありそうだ。
七味粒子が1mm程度あるのに対し、胡椒粒子は100μm以下である。
すなわち胡椒は空気中に漂いやすく、鼻の粘膜に到達しやすい。
理論上、七味唐辛子の辛み成分”カプサイシン”が粘膜に付いても
同様の現象が起こるはずだ。
確認のため直接鼻から吸ってみようと思ったが、
怖すぎて勢いよく吸い込むことができなかった。
(匂いがする程度の吸い込みではくしゃみは出なかった)
元気なときに試してみたい。
(2018.4.30追記)
久しぶりの更新になる。
まさか通常を凌ぐこんなしょーもない内容で復帰することになろうとは・・・
一味の詰め替えパックを買って、あの円筒の容器に詰め替えているとき、
近くで鼻から空気を吸い込んでみた。
結果、一味でもくしゃみが出ることがわかった。
詰め替え作業 最後の方でくしゃみが出たことから、
底に溜まっていた小さい粒子のものが効果的であったと思われる。