貯古齢糖を読めるかな

実は私は板チョコを1日3～4枚でも食べれる大のお菓子好きである。

正当化するためにチョコレートに含まれる4つの栄養素を上げる。

・食物繊維
・ポリフェノール
・テオブロミン　※ヒト以外のほとんどの動物は代謝できず中毒を起こすので注意
・ミネラル

それよりも含有物の界面活性剤がいい仕事をしているので見ていきたい。

まず界面活性剤は油/水両方と馴染む性質を持つ。

“水と油”とは決して混じり合わないもののことを指すが、
界面活性剤が存在することで混ざるようになる。

すなわち阪神ファンと巨人ファンが手を取り合った

「阪神巨人連合 vs. MLBオールスター」という試合(先年11月)は
界面活性剤と呼べばよい。

界面活性剤は天然界面活性剤と石油系界面活性剤に分けることができる。

主に前者は食品、後者は洗剤類に使用される。

天然界面活性剤の中でも卵黄に含まれるレシチンがチョコレートに使用される。

実はこの界面活性剤がおいしさに対し重要な役割を担っている(下図)。

はじめ油溶性香料が口に広がり、唾液に溶けることで水溶性香料が後を追う。

これによって深い味わいになるのだという。

水溶性成分：砂糖、水溶性香料、カカオマスの水溶性成分
脂溶性成分：ココアバター、脂溶性香料、カカオマスの脂溶性成分

ちなみにチョコレートは漢字で書くと”貯古齢糖”だそうだ。

これだけ語ったんだからチョコレート値上げしないで。。

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