チョコとココアの差はいかに

少しチョコレートの続きを書きたい。

先日は界面活性剤について書いたが、
そのへんについて著者自身の備忘録のためにも記しておく。

状態の違う物質を混ぜた場合、

分散させるもの(=分散媒)と分散されるもの(=分散質)がある。

それぞれの状態によって下表のように名称は変わる。

牛乳は水の中にカゼインや脂質など脂性液体が混じっており
チョコレートは脂性液体の中に脂性固体が混じっている。

ちなみに水に脂性固体が溶け込んでいるのがココアである。

動物の生の象徴である血液は赤血球などを分散質とするコロイドで、
海水もそうである。

分散系は自然界ではごく普通の状態であることがわかる。

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