2014年10月ペルシャ湾沖でアメリカ海軍によりある実験が行われた。
レーザー兵器LaWS[Laser Weapon System]の発射実験である。
レーザー兵器LaWS[Laser Weapon System]の発射実験である。
「LaWS」で検索していただければすぐ動画は見つかると思うが、
小型船や小型無人機をレーザーで撃墜している。
小型船や小型無人機をレーザーで撃墜している。
Wikipediaより
ただしスターウォーズのレーザーキャノンのように光線は視認できない。
またレーザー波長は赤外線領域であり、水に吸収されるため
雨や霧の状況下では威力が激減する。
雨や霧の状況下では威力が激減する。
こちらも宇宙空間が舞台のスターウォーズのようにはいかない。
レーザーの原理はざっくり書くと、
鏡で挟まれた媒質中で光を増強させるというもの。
媒質によってガスレーザー、固体レーザー、液体レーザー、
媒質のない自由電子レーザー大別される。
媒質によってガスレーザー、固体レーザー、液体レーザー、
媒質のない自由電子レーザー大別される。
レーザー兵器Lawsは固体レーザーであり、その中でもファイバーレーザーに分類される。
(媒質は希土類をドープしたファイバー)
(媒質は希土類をドープしたファイバー)
射程距離は1.6km程度だが、発射コストは100円/発以下と破格である。
民間の実験例としては2012年にMBDA(独)の子会社が
40kWレーザーにより厚さ40mmの鋼鉄板に穴をあけることに成功している。
40kWレーザーにより厚さ40mmの鋼鉄板に穴をあけることに成功している。
こちらもファイバーレーザーが使用されている。
レーザー砲の実用化が現実味を帯びてきている。
SF作家に先見の明があるのか、科学者がSF好きなのか、
まさにSFの世界が近づいている。
まさにSFの世界が近づいている。
ちなみにスターウォーズのライトセイバーは
あの1m程度の長さに留めることが困難な様子。
あれにはフォースが必須なのか。
あの1m程度の長さに留めることが困難な様子。
あれにはフォースが必須なのか。