先日合同葬儀が行われたAIBO。
1990年にSONYから世界初の家庭用ロボットとして発売。
しかし同社は2005年にエンタテインメントロボットの新規開発中止を宣言し、
その年末にはAIBOの生産が終了した。
そして先日2014年末、サポートが終了。
1企業のたった1製品のサポート終了。
小さな出来事である。
しかしAIBOの飼い主がインタビューされる様子をニュースで観て、
この意味の大きさに気付く。
この意味の大きさに気付く。
これは飼い犬の余命宣告である。
次に具合が悪くなれば、もう治せないと言われていることに等しい。
AIBOという犬種を選んだのは、
飼い犬を亡くした悲しみを二度と味わいたくないという思いの方もおられただろう。
たまごっち、ファービーであっても同じ状況は起こると思う。
ただし容姿や動きが動物的であるほどその気持ちは大きくなる。
ソフトバンクから販売された人型家庭用ロボットPepperが終了したとき、
人間はさらに大きな問いを投げかけられるだろう。
人間はさらに大きな問いを投げかけられるだろう。